12月も半ばにさしかかり、寒さが本格的になってきましたね。
「冬は太りやすい」というイメージを持っている方も多いと思いますが、
実は、夏より冬のほうが基礎代謝が高いのをご存知でしょうか。
それでも冬は太る!・・・という人が多いのにも、理由があります。
■冬に基礎代謝が上がるのはなぜ?
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人は何もせずにじっとしている時でも、心拍や呼吸、体温維持などを
行って、生命活動を維持するためにエネルギーを消費しています。
これが基礎代謝です。
冬に基礎代謝が上がるのは、冬は気温が低いため、体温維持のために
熱の産生が活発になり、必要エネルギー量が増えるためです。
■冬に太りやすい理由とは
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冬は基礎代謝が高いので痩せやすいはずなのに、太ってしまいやすいのは
なぜなのでしょうか。
〇運動不足
寒いと外に出るのも体を動かすのも億劫になりがち。
日照時間も短いため、自然と活動量も減ってしまいます。
〇高カロリー・高脂肪な食べ物
冬は忘年会やクリスマス、正月、新年会などイベントが多く、
高カロリー・高脂肪な食事、お酒を飲む機会が増えやすい季節です。
また、動物によっては寒さに備えて体に脂肪をため込むため、
魚介類や肉類などの食品は、夏より冬のほうが脂肪の量が多くなります。
〇冷え
冬の寒さは基礎代謝を上げてくれる一方で、体が冷えると血流が低下、
水分や脂肪、老廃物がたまりやすくなり、太る原因に。
■冬太り対策5つのポイント
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(1) 代謝を助ける栄養素
バランスの良い食生活をはもちろん、代謝や血流をアップさせる
食品や栄養を取りましょう。
【ビタミンB1】糖質の代謝を助ける
未精白穀物(玄米や分搗き米)、ごま、大豆・大豆製品 など
【ビタミンB2】脂質の代謝を助ける
納豆、卵、大豆、玄米、緑黄色野菜 など
【ビタミンE】コレステロールの酸化を防いで血液をキレイに
ごま、ナッツ、玄米、大豆、かぼちゃ など
【鉄・銅】貧血を防いで冷えを取る
大豆製品、ひじき、切り干し大根、あさり など
(2) 腸の動きを良くする
腸の動きが悪いと、せっかく取った必要な栄養を上手に利用できません。
腸の凝りをほぐす「腸もみ(★)」がオススメです。
★詳しくはこちら
https://www.genmaikoso.co.jp/cultivate/web/detail.asp?id=39
また、腸に嬉しい発酵食品や食物繊維を多く含む食品(根菜類、きのこ、
海藻、乾物、未精白穀物など)を毎日の食事に取り入れましょう。
(3) 適度な運動
基礎代謝の約20%は筋肉で消費されているので、
運動する習慣をつけることをオススメします。
ウォーキングやストレッチなど、軽い運動でも構いません。
階段を使う、ひと駅分歩いてみる、など日常生活での工夫も◎
(4) カラダを温める
首には太い血管があるため、ここを温めると全身を効率よく温まります。
肩甲骨の間、足の付け根やお尻などを温めるのもオススメです。
またお風呂はシャワーだけで済ませるより、40度程度の湯船にゆっくり浸かり、
体の芯から温めましょう。
(5) 自律神経を整える
自律神経の乱れは、血行不良や冷え、便秘などの原因になります。
食事や睡眠時間を規則正しく取って体内リズムを整えたり、
ゆったりとリラックスできる時間を設けることも大切です。
「冬は太りやすいからしょうがない!」と開き直っている方も、
諦めないでぜひ試してみてくださいね。
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それでは、今回のレシピをご紹介します。
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■根菜の甘酢煮
レシピ写真はこちら↓
https://caregohan.jp/recipe/detail.aspx?id=176
(1人分)エネルギー182kcal、塩分1.3g
-材料(4人分)-
・大根:200g
・にんじん:100g
・ごぼう:60g
・れんこん:120g
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・さやいんげん:8本
・厚揚げ:1枚
・サラダ油:小さじ1
・だし汁:1と1/2カップ
・りんごジュース:1/2カップ
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【A】
・酢:大さじ1
・醤油:大さじ1
・塩麹:大さじ1
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・片栗粉(葛粉):大さじ2
・水:大さじ2
-作り方-
- 根菜は乱切りにします。いんげんは3cmの斜め切りに、
厚揚げは湯通しをして一口大に切ります。
- 鍋を温めてサラダ油を入れ、根菜を炒めます。
だし汁とりんごジュースを注ぎ、沸騰したら弱火でコトコト煮含めます。
- 根菜がやわらかくなったら、厚揚げといんげん、【A】を加えて
さらに5分ほど煮ます。
- 水溶き片栗粉を回し入れ、とろみをつけます。
-ポイント-
根菜類は体を温める効果があります。また食物繊維が豊富で腸に嬉しい♪
煮物や味噌汁の具にすると、一度にたくさん取りやすくなります。
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株式会社玄米酵素 管理栄養士 内糸恵理
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